あしあと
子宮頸がんは、日本で年間約1万人がかかり、約2,900人が死亡する病気で、20代から増え始め40代でピークを迎えます。子宮頸がんの発生にはヒトパピローマウイルスの感染が関連しており、性交渉で感染します。多くの場合は、感染しても免疫により排除されますが、排除されず感染が続くと、異形成という前がん状態を経て、子宮頸がんを発症するといわれています。
HPVワクチンは、平成25年4月に予防接種法に基づく定期接種となった直後に、予防接種後にワクチンとの因果関係が明確ではないものの、重い副反応が疑われる報告があり、国からの接種の積極的勧奨を控えるという通知を受け、これまで市では申請があった方のみ予診票を交付してきました。今回、HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ることが認められたため、令和4年4月より積極的勧奨が再開となっています。
接種対象となる方および保護者の皆さまには、HPVワクチン接種につきまして、ワクチンの効果・リスクについてご理解いただき、接種をお受けください。
【定期接種対象者】
中学1年生~高校1年生相当の女子(令和7年度においては、平成21年4月2日~平成25年4月1日生まれ)
【定期接種対象期間】
16歳となる日の属する年度の末日まで
【厚生労働省ホームページ「ヒトパピローマウイルス感染症〜子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン〜(別ウインドウで開く)」
【接種方法】
◆予診票と母子健康手帳を持参し、市内協力医療機関で接種いただけます。なお、予診票がない方は、予防接種予診票兼接種券の再発行をこちら(別ウインドウで開く)から電子申請してください。
◆このワクチンは、いずれのワクチンも筋肉注射で、ワクチンの種類により接種回数と接種間隔が異なります。
種類 | 接種回数 | 接種間隔 |
---|---|---|
2価ワクチン(サーバリックス) | 3回 | 1月以上の間隔をおいて2回接種後、1回目の接種から5月以上かつ2回目の接種から2月半以上の間隔をおいて1回接種(標準的には13歳となる日の属する年度の初日から当該年度の末日までに、1月の間隔をおいて2回接種後、1回目の接種から6月の間隔をおいて1回接種) |
4価ワクチン(ガーダシル) | 3回 | 1月以上の間隔をおいて2回接種後、2回目の接種から3月以上の間隔をおいて1回接種(標準的には13歳となる日の属する年度の初日から当該年度の末日までに、2月の間隔をおいて2回接種、1回目の接種から6月の間隔をおいて1回) |
9価ワクチン(シルガード9) | 2回(15歳未満で開始) | 5月以上の間隔をおいて2回接種(標準的には13歳となる日の属する年度の初日から当該年度の末日までに、6月の間隔をおいて2回接種) |
9価ワクチン(シルガード9) | 3回(15歳以上で開始) | 1月以上の間隔をおいて2回接種後、2回目の接種から3月以上の間隔をおいて1回接種(標準的には13歳となる日の属する年度の初日から当該年度の末日までに、2月の間隔をおいて2回接種後、1回目の接種から6月の間隔をおいて1回接種) |
厚生労働省リーフレツト
厚生労働省チラシ
平成9年4月2日から平成21年4月1日生まれの女性の方
【厚生労働省ホームページ ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ〜キャッチアップ接種のご案内〜(別ウインドウで開く)」
【接種期間】
令和4年4月1日~令和7年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方は、令和7年4月から令和8年3月末まで、残りの接種回数分を公費負担で接種いただけます。
【接種方法】
◆予診票と母子健康手帳を持参し、市内協力医療機関で接種いただけます。なお、予診票がない方は、予防接種予診票兼接種券の再発行をこちら(別ウインドウで開く)から電子申請してください。
◆このワクチンは、いずれのワクチンも筋肉注射で、ワクチンの種類により接種間隔が異なります。
種類 | 接種回数 | 接種間隔 |
---|---|---|
2価ワクチン(サーバリックス) | 3回 | 1月以上の間隔をおいて2回接種後、1回目の接種から5月以上かつ2回目の接種から2月半以上の間隔をおいて1回接種(標準的には13歳となる日の属する年度の初日から当該年度の末日までに、1月の間隔をおいて2回接種後、1回目の接種から6月の間隔をおいて1回接種) |
4価ワクチン(ガーダシル) | 3回 | 1月以上の間隔をおいて 2回接種後、2回目の接種から3月以上の間隔をおいて1回接種(標準的には13歳となる日の属する年度の初日から当該年度の末日までに、2月の間隔をおいて2回接種後、1回目の接種から6月の間隔をおいて1回接種) |
9価ワクチン(シルガード9) | 3回 | 1月以上の間隔をおいて 2回接種後、2回目の接種から3月以上の間隔をおいて1回接種(標準的には13歳となる日の属する年度の初日から当該年度の末日までに、2月の間隔をおいて2回接種後、1回目の接種から6月の間隔をおいて1回接種) |
厚生労働省リーフレット「キャッチアップ接種を逃した方へ」
厚生労働省チラシ
厚生労働省キャッチアップ接種リーフレット
無料(全額公費負担)
※接種対象期間を過ぎると有料となります。
舞鶴市子宮頸がん予防ワクチン協力医療機関で実施しています。
接種を受けることができる曜日や時間は医療機関によって異なりますのでご確認ください。
接種当日は、舞鶴市発行の予診票と母子健康手帳(接種歴の分かる証明書でも可)を持参ください。
舞鶴市HPVワクチン接種協力医療機関一覧
◆京都府内の医療機関で予防接種を希望される方は、その医療機関が「京都府広域予防接種医療機関」に登録されているかを確認いただき、舞鶴市が発行した予診票を利用し接種してください。
◆京都府外の医療機関で予防接種を受ける場合、「予防接種依頼書」の発行手続きが必要です。
こちら(別ウインドウで開く)から電子申請していただくか、下記ファイルをダウンロードし印刷して舞鶴市こども家庭センター宛にご提出ください。なお、予防接種依頼書の宛名につきましては、接種を受ける市町村にお問い合わせいただき、ご確認ください。
府外で接種される場合は、一旦は全額自己負担となりますが、舞鶴市において償還払いとなりますので、忘れずにお手続きください。償還払いによる費用の助成については、予防接種依頼書を送付する際にご案内を同封します。
※事前に手続きをしていない場合は、償還払いによる費用の助成及び予防接種法に基づく健康被害救済制度が適応になりません。
予防接種依頼書交付願
自らの子宮頸がん患者体験についてご講演いただきました。
舞鶴市役所健康・こども部こども家庭しあわせ課
電話: 0773-68-9155
電話番号のかけ間違いにご注意ください!