あしあと
PDF版 舞鶴市郷土資料館だより10月号
資料館だより10月号
田辺系籠城図(個人蔵)
明治14年本丸開墾図
慶長5(1600)年9月12日(関ヶ原の戦いの3日前)、田辺城の籠城がとかれました。また、今年7月にはこの時期の田辺城大手虎口付近が発掘されました。今月は2つの系譜(熊本系、田辺系)の籠城図の展示と、明治以来の本丸の変化がわかる図面(西図書館蔵)を展示します。
日時:10月22日(日)13:30~14:30
場所:舞鶴ふるさと発見館展示室
(展示室入場に入館料100円が必要です。)
今月の一品と展示解説は与保呂地区の宇留間家に伝わっていた仏頭を紹介します。これは阿弥陀仏の頭の部分で、内側に「建長五年四月日 法橋院□作」の墨書がみられます。建長5年とは1253年で770年前のものです。建長3年、源平合戦で唯一許された平頼盛の子が与保呂の地頭となりました。この仏頭はその代官である宇留間家の阿弥陀堂の本尊であったといわれています。源平合戦にまでさかのぼる与保呂の歴史に思いをはせてください。
糸井文庫「豪傑奇術鏡」
糸井文庫コーナーでは毎月テーマを決めて糸井文庫の浮世絵を紹介しています。今月は「捨若丸」です。捨若丸は石川五右衛門の幼名です。石川五右衛門は豊臣秀吉の香炉を盗もうとして釜ゆでになった盗賊ですが、与謝野町石川の家老の子であるという伝説があります。歌舞伎になり、様々なストーリーがうまれます。捨若丸もそのひとつです。
今年はコロナ禍で途絶えていた祭りも各地でおこなわれる予定です。資料館の展示室では過去に撮影した舞鶴の祭礼のビデオがあります。ビデオを見た後で現地の迫力を体験してみてはいかが。
河辺八幡神社の祭礼芸能 10月1日
地頭・大俣太鼓 10月8日
神崎の扇踊り 10月8日
田口神社の大祭り 10月29日
鈴鹿神社(田中)の三番叟、姫三社、徳若万歳 10月29日
平・河辺八幡神社の振物・神楽・三番叟
11月3日
舞鶴ふるさと発見館(舞鶴市郷土資料館)
(受付時間 9:00~16:30)
電話 : 0773-75-8836
ファックス:0773-77-1314
住所 : 〒624-0853 舞鶴市字南田辺1番地
ゆうさい会館(舞鶴西総合会館)1階
展示室入場料 : 大人100円、市外学生50円
サロンスペース:無料
2(月)・10(火)・11(水)・16(月)・23(月)・30(月)
舞鶴ふるさと発見館(舞鶴市郷土資料館)へお越しください
舞鶴市役所生涯学習部文化振興課
電話: 0773-66-1019
電話番号のかけ間違いにご注意ください!