あしあと
PDF版 舞鶴市郷土資料館だより12月号
資料館だより12月号
糸井文庫「洛陽やすらひまつり」玄化堂甫尺作
今月の糸井文庫は玄化堂甫尺(げんかどうほせき ?~1804年)を特集します。糸井文庫コーナーでは毎月テーマを決めて浮世絵を紹介していますが、今月は趣向を変えて俳人玄化堂甫尺の俳画を展示します。玄化堂甫尺は宮津出身で、京都で三浦樗良(みうらちょら 1729~1780年)に学び、俳諧を生業としました。俳諧だけでなく、俳画や文も人気だった甫尺をお楽しみください。
日時:12月15日(日)13:30~14:30
場所:舞鶴ふるさと発見館展示室
(展示室入場に入館料が必要です)
昨年から始まった新修舞鶴市史編さん事業は今年で2年目を迎え、市史ボランティアの活動が始まりました。市史ボランティアでは市史執筆に使われる古文書の整理をしています。古文書は捨ててしまえばただの紙切れですが、市史ボランティアによって、クリーニングを行い、写真を撮り、ラベルを貼って、目録を作成することで、舞鶴の歴史がひもとかれます。活動の様子を写真で紹介します。(12月27日(金)まで)
展示室の城下町コーナーでは、12月27日(金)まで市史ボランティアによって整理された真下八雄氏の古文書から享保一揆関連資料を展示しています。
江戸時代の舞鶴は、宮津市由良、福知山市大江町の一部を加えた田辺藩といわれる領域でした。享保一揆は当時128村あった村々が全村加わった一揆です。村には庄屋がおり、庄屋と村人が協力して暴徒と化すことなく、それぞれの要求を藩に認めさせました。
各村の願書を見ると、それぞれの事情がわかります。また、各村にこれだけの願書が書ける人がいたのも、驚きです。
舞鶴ふるさと発見館(舞鶴市郷土資料館)
(受付時間9:00~16:30)
電話 : 0773-75-8836
ファックス:0773-77-1314
住所: 舞鶴市字南田辺1番地
(西総合会館 1階 北側)
展示室入場料 : 大人100円 学生50円(舞鶴市内の学生は無料)
サロンスペース:無料
【12月・年末年始の休館日】 2日(月)・9日(月)・ 16日(月)・23日(月)・29日(日)〜 1月3日(金)
舞鶴ふるさと発見館(舞鶴市郷土資料館)へお越しください
舞鶴市役所生涯学習部文化振興課
電話: 0773-66-1019
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