あしあと
市民の皆さんに地元への誇りや愛着といった「シビックプライド」を持ってもらえるよう、まちの印象を戦略的に浸透させていくためのシティブランディング事業。9月18日に第1回会議を開催しました。
当日は、関西大学の徳山美津恵教授による講演会に市議2人、一般4人、職員14人、シティブランディングプロジェクトメンバーなど20人の計40人が参加しました。
講演「プレイスブランディングから地方創生を考える」(赤れんが2号棟、18時~19時)では、事例としてアメリカのポートランドを紹介。発展した大都会で精力的に働くスタイルではなく、自然が残るゆとりある場所で、仕事と生活・余暇の調和のとれた暮らしが人気を博し、移住者が増えている事例を紹介。
続いて、徳島県内陸部の「にし阿波」や瀬戸内の事例を紹介。地元の人には、地元に対するネガティブな固定観念が定着していて、魅力を魅力と気付けるきっかけは外の人にあることが多いということや、そういったキーマンを中心とした小さな活動が、次第に自治体や企業へと飛び火し、大きな流れになるということを紹介。
また、そういった動きが、ここのものでない大きな潮流になることは、地元の若者にとっても、地域を離れない、またはUターンで帰って来たいと思わせることにつながるといった事例を紹介いただきました。
シティブランディングプロジェクトチームのディスカッション(赤れんが3号棟Coworkation Village MAIZURU、18時~19時)では、地域で活躍する事業者の皆さんや地元高校の先生、フリースタイルフットボールの世界王者など、地元で頑張るプロジェクトチームメンバーの顔合わせと、地域の魅力についてのディスカッションなどを行いました。
今後は、月1回程度会議を開催し、地域の魅力は何か。それを最大限に伝えられる方法は何かを考えていきます。